【口もと冷却アイテム3選】矯正中、歯が痛い時の不便スッキリ!

Eye-catching image ■体験談

調整後は冷やすのがいちばん!でも、痛いところ全部を冷やすのは意外とむずかしい。と思っていませんか?

それなら、「冷却ジェルシートやそれを固定するアイテム、保冷剤いりのマスク」を使うことがおすすめです。なぜなら、固定すればしっかりと部位ごとに冷やせるから。

保定期間含め約5年を費やした元ワイヤー矯正者(ハーフリンガル)が解説します。
※上裏側、下表側にワイヤーの歯列矯正
↓↓ハーフリンガルのながれは下記から
≫【前編】初診相談~月1調整開始
≫【後編】月1調整続き~リテーナー装着

この記事では、「みんながやっているかもしれない保冷剤活用法の欠点」や「ワイヤー矯正をしている全員にすすめたい冷却方法」をご紹介します。

この記事を読むと、「両手を使わなくてOK!口もとをいい感じに冷やす固定方法」がわかります

つまり今回ご紹介する方法によって、家中を自由にうごきまわりながら好きなことができるということになります。やりたかった模様替え、お菓子作り、調整後用のつくりおきなど、両手が使えるとできることがいっぱいです!

痛みやわらげるには自己流が「最良」?

月1の調整後は「保冷剤」2個を薄手タオルでくるんで口もとにあて、痛みの感覚をやわわげるのが定番。手軽だしわたしにとって最良な「痛み軽減法」だと思っていました。

お手製アイテムの欠点とは

ただし、矯正期間中ずっと最良だと思っていた方法にも、”イマイチ”なことがありました。それは、「痛いところ全部を冷やすのは意外とむずかしい。それに、固定できないから、寝ころんでいる必要がある。」ということ。

痛いところ全て冷却しようと思うと、とても大変。なぜなら、タオルでくるんだ保冷剤9個は必要だと感じていたので、その量をタオルでいい感じにくるむのがむずかしいからです。

納得いくように「口もとやあご下」にあてたとしても、ずれ落ちないように手でおさえておくのに疲れてしまうし、「自由に身動きがとれない」のが悩みでした。広範囲で痛みをやわらげるのは一苦労です。

理想的な保冷方法の条件とは

  • 下顔すべての痛いところが冷やせる ※小鼻のわき~あご下
  • 両手が自由
  • 寝ころんでいなくていい

もし今、調整後の痛みがあるならこうしたい。

もしも、また調整後の歯が動く痛みを経験するなら、きっとこうする。こうしたい!をまとめました。

  1. 保冷剤のかわりに「冷却ジェルシート」を使う
  2. あご全体がおおえるものでシートを固定する
  3. 冷却ジェルシートが貼れないところは保冷剤を使う

〈下記でそれぞれ解説〉↓↓

まず、ごろごろ重たい保冷剤のかわりに、熱があるときにすーっとする「冷却ジェルシート」をあごラインに1枚はる。(くちびる下~あご下)2枚目を半分に切って、小鼻わきから両頬にはる

「冷却ジェルシート」がはがれてこないように、あごをおおえて固定できる布を使う。痛みがはげしいなら、やぶれにくいキッチンペーパーで包んだ保冷剤を内側にしのばせる。

歯やくちびるにはシートが貼れないので、保冷剤が入れられる布マスクをつけて、前歯周辺を冷やす

【保冷におすすめ!】組み合わせたい3アイテム+1

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組み合わせ順に、【ステップ1】~【ステップ3】でご紹介していきます。

【ステップ1】冷却ジェルシートは「熱さまシート」

貼ったときの”スーッと感が気持ちいい。こどものころ「熱をだしたら貼ってもらっていた」そんなふうに懐かしく感じる人もきっと多い「小林製薬(株)の熱さまシート」。こども用と大人用は「歯が痛い」ときにも推奨されているんです。

頬やフェイスラインに貼ったとしても薄くてやわらかいシートだから横向きに寝ころびやすいのが魅力的です。数枚貼ったとしてもシート自体が軽いため、首こりや肩こりに悩まないでいいのもありがたいポイント。

それにもちろん、シート状だから顔にフィットするように貼れます。だから、くちびる下やあごまわりを冷やしたい調整後にはピッタリなんです。

【どれがいい?】熱さまシート3種を比較(赤ちゃん用/こども用/大人用「ストロング」)

冷却時間特徴大きさ枚数参考価格(amazon)
赤ちゃん用4時間無香料・無着色・弱酸性4×9cm12枚¥453-
こども用8時間弱酸性5×10.5cm16枚¥433-
大人用(ストロング)4時間(最初の20~30分は強い冷却)冷凍庫で冷やしてから使用すると効果抜群5×13cm12枚¥477-

肌にやさしいものがいいなら熱さまシート「赤ちゃん用」がおすすめ

赤ちゃん肌にも使えるくらいやさしいシートの「赤ちゃん用」は、かぶれにくい弱酸性。”刺激の強いものを顔に貼るのが苦手”そんなかたでも使いやすいのではないでしょうか。「小鼻のわき~両頬」「小鼻のわき~あご」などへのひんやりを感じたいかたはぜひ。

≫熱さまシート「赤ちゃん用」商品詳細・ご購入はこちら

コスパの良さなら熱さまシート「こども用」がおすすめ

夜、痛くて寝づらいのはイヤ。痛いから家でゆっくりする。そんなときは、冷却力8時間ある「こども用」がおすすめ。鎮痛薬をのむほどではないけど、歯が動く痛みをやわらげたいときに良さそう。赤ちゃん用や大人用にくらべると、1枚あたりのコスパがいいから気軽に使いたいときに最適です。

≫熱さまシート「こども用」商品詳細・ご購入はこちら

ヒドイ歯痛なときは熱さまシート「ストロング」がおすすめ

調整後からどんどんきつくなってきた痛みをなんとかしたいなら「大人用ストロング」がおすすめ。熱さまシート8種類中でこれだけが、”冷凍庫で冷やして使う冷却シート”として売り出されています。上下の歯がちょっとふれるだけでも激痛なときは、これ一択だと思いました。

≫熱さまシート「大人用ストロング」商品詳細・ご購入はこちら

【サイズが大きすぎる場合】シートは切って使ってもだいじょうぶ

貼りたい部位ごとに切って使えば、ちょうどいい大きさになるし、経済的に使えます。シートのカット方法については下のYouTubeをご参照ください。

【ステップ2】サポーターは「ソフラ®あごバンデージ」

(株)竹虎®の「ソフラ®あごバンデージ」は、顎関節を脱臼してしまったときや施術後にあごを固定することができます。この商品をはじめてみたとき、これは調整後の冷却時にピッタリだと思いました。

なぜなら、歯が動いて痛いときに冷却したい場所(くちびる下〜あご下、フェイスライン)に貼った冷却ジェルシートをおおいかくすのに適した形状だからです。特にいいなと思うのが、あご下までしっかり布があること。これなら、枕に顔をつけて寝ていてもシートがはがれにくい

「シートがペロっとはがれてきた」と気にすることなく、”いつも通りの生活”や”不自由なく動ける”のは、ホントにラク。もし、歯の動きがきつくて冷却シートよりも保冷剤のひんやりを感じたいときは、あごバンテージの内側に保冷剤をしのばせるのも良さそうです。

※凍傷にならないために・・・保冷剤を肌にあてるときは必ずガーゼやハンカチなどでくるんで、長時間当て続けないようにご注意くださいね

【ソフラ®あごバンデージ】 着用方法

どのように付けるのか、YouTubeに着用方法があったのでこちらで確認してみてください。ややこしいのかなと思いましたが、慣れればパッとできそうです。

サイズはS.M.Lの3種類/ピンク、ベージュ、サックスの3色

首まわり顔まわり
Sサイズ35cm60~65cm
Мサイズ37.5cm65~70cm
Lサイズ40cm70~75cm
竹虎【ソフラあごバンデージ】参考サイズ

上表にてご自身のサイズはどれが合うのか確認してみてください。参考サイズにあてはまらないとき、「顔まわり」の大きさを参考にするといいようです。

sample image
参照:(株)竹虎®ホームページより

顔まわりが65㎝でSサイズかMサイズどっちにすればいいか困った場合は「大きいほう」、つまりMサイズを選ぶと安心ということです。

≫竹虎【ソフラ®あごバンデージ】商品詳細・ご購入はこちらから

【ステップ3】ポケット付きマスクは「潤いシルクのクールマスク」

アルファックスの保冷剤が入れられる「潤いシルクのクールマスク」は、冷却ジェルシートで冷やせない部分(小鼻のわき、鼻下、くちびる)の冷却に便利です。

調整直後は奥歯よりも、前歯が痛い。(※個人の感想です)
だからこそ、前歯周辺の冷却には、保冷剤を固定しておけるマスクが便利だと思っています。保冷剤がいれられるポケット付きマスクは、歯列矯正中にあると助かるアイテムです。

※この商品は「マスクのみ」。保冷剤はついていないので、家にあるけど使っていない保冷剤を活用するチャンスです。

≫「潤いシルクのクールマスク」商品詳細・ご購入はこちらから

マスクの重みで耳ヒモが伸びきってしまったときの対処法

このマスクの耳ヒモ部分には、長さ調節ができるアジャスターがついています。しかし、耳ヒモが伸びきってしまったら、どれだけアジャスターで調整してもヒモはびよんびよん状態で使いづらくなってしまいます。

その場合は、「マスクの再購入」や「耳ヒモを付替える」以外に、マスクバンドを活用するのもおすすめです。アジャスター調整の意味がない状態になったときにはぜひお試しください。

【ステップ3の補足】冷えゾウくん 保冷剤パッド(保冷剤) 

8個の保冷剤入りで各9.5cm×13cmの大きさ。なので、さきほどご紹介した「ポケット付きマスク(13.5cm×18cm)」にいい感じに入れられます。この商品は保冷剤入れ(専用袋)が4個ついているので、ガーゼでくるむ手間がなくて手軽です。

保冷剤をくるむ専属のガーゼやはんかちを決めていないと、「どれ使おう?このハンカチは明日使いたいし、、、」って意外と悩みがち。ちょっとのことですが、1秒でも早く冷やしたい!ってときは特に、”保冷剤専用袋”の存在がありがたく感じられそうです。

自宅に保冷剤がない。または、あるけど専用にあたらしいのが欲しい。保冷剤専用袋もほしい。そんなかたはぜひ。

≫冷えゾウくん 保冷剤パッド(保冷剤)の商品詳細・ご購入はこちら

最後に

下記のチェック項目に5つ以上あてはまるなら、今回の3アイテムを試す価値あり。今すぐチェック!

  • 保冷剤をおさえるのがわずらわしい
  • なんとか保冷剤を固定したい
  • 保冷剤の固定、自作では限界を感じた
  • 両手をつかわず痛い部分を冷却したい
  • 試してみたい熱さまシートがあった
  • あごサポーターが気になる・試したい
  • ポケット付きマスクを試してみたい
  • 痛いからって寝ころんでいるひまがない
  • 鎮痛薬・痛み止めなしで対処したい
  • 歯痛時でも自分の好きなことを楽しみたい

5つ以上あてはまったら、3アイテムの最適者!次回の調整日にむけて、下記から今すぐチェック↓↓

\激痛なときに良さそうな「大人用のストロング」がイチオシ!/
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\保冷剤がいれられるカワイイマスクならこれ/
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