「もっとしっかり磨きましょう」よりも、ちゃんと磨けていると褒めてもらいたいですよね。ふつうの歯ブラシだと大きくて磨きにくい「奥歯」や「歯の裏側」は、タフトブラシを使うと磨きやすさが格段に上がります。
この記事では、歯みがきレベルがアップするタフトブラシの使用法についてまとめました。
1回使えばこれなしでの歯みがきは気持ち悪いと、とりこになるかも。奥歯に虫歯ができやすいかたにとって、手放せない歯みがきグッズになること間違いなしです。
保定期間含め約5年を費やした元ワイヤー矯正者(ハーフリンガル)が解説します。
※上裏側、下表側にワイヤーの歯列矯正
↓↓ハーフリンガルのながれは下記から
≫【前編】初診相談~月1調整開始
≫【後編】月1調整続き~リテーナー装着
タフトブラシでの歯磨きに感動
矯正器具(ワイヤー・ブラケット・チューブなど)がごちゃごちゃしてて、とにかく磨きにくい。ワイヤー矯正中の歯みがきって、ほんとうに一苦労ですよね。
タフトブラシを使いはじめるきっけは歯科医院のすすめでした。「矯正中はとくに”奥歯の奥”が磨きにくいから、ふつうの歯ブラシよりも”毛束の小さいタフトブラシ”を使うと磨きやすいですよ」とのこと。
使い方がわからなかったので教えてもらっていると、奥歯の奥にしっかりとタフトブラシの毛先がふれていることに衝撃。「こんなにもピンポイントで確実に、奥歯の奥が磨けるんだ‼」と。
しっかり磨いているのに虫歯ができやすかった理由はこれか、、、と痛感した瞬間でした。
タフトブラシとは
別名「ワンタフトブラシ」や「ポイントブラシ」で、毛束が小さく1つにまとまった歯ブラシ。平形や山形(ドーム型)の毛先タイプがあり、ふつうの歯ブラシでは磨きにくい部分でも磨きやすいメリットがあります。
やわらかめ・ふつう・かためなどさまざまな硬さがあり、コンビニやドラッグストアではだいたい300円以下の価格で販売されているものが多いです。
歯肉の状態や磨くときのちからのいれ加減で、わたしは「ふつう」の硬さをおすすめされました。自分はどんな硬さがいいのか迷ったら、通ってる医院でぜひ聞いてみてください。
↑いろいろなタフトブラシを試した結果、「EBISU(エビス)」の歯間ブラシを好んで愛用中。
【ワイヤー矯正中】タフトブラシの使い方
ペンや鉛筆のように持ち、ふつうの歯ブラシでは磨きにくい場所に角度をかえながら小刻みにうごかして使います。
【例】
- 奥歯の奥
- 矯正器具のスキマやまわり
- 歯並びが悪いところ
- 前歯の裏
- 詰めもののまわり
- 抜けた歯のまわり
- 背の低い親知らず
ふつうの歯ブラシとの使い分け方
ワイヤー矯正中のかんたんな使い分け方としては、
【タフトブラシ】矯正器具がついていて磨きにくい場所用
【普通の歯ブラシ】矯正器具がついていない場所用
歯みがきをする順番は、歯科医院や歯の状態によって違います。ですが、矯正器具のついた状態では下記の順番がおすすめです。
【矯正中おすすめの歯みがき順番】
- 歯間ブラシ
- フロス
- タフトブラシ
- 歯ブラシ
この順番の理由は、矯正器具に絡まったり挟まったりした大きな食べかすから先に歯間ブラシやタフトブラシでとりのぞいておくほうが、ふつうの歯ブラシがしやすいから。
毛束の多いふつうの歯ブラシに、ほうれん草やトマトの皮がはいるとなかなか取れなくてストレス。なので、手入れしやすい歯間ブラシやタフトブラシで先に歯をきれいにしておくのが効率的だとワイヤー矯正をしていたとき感じたのです。
最後に
下記のチェック項目にあてはまるなら、「タフトブラシ」を使ってみる価値ありです。
- 奥歯の奥までしっかり磨けているかわからない
- 矯正器具のスキマまで磨けている自信がない
- 磨きわすれている場所をのこしたくない
- 「よく磨けている」と歯医者さんに褒められたい
- 歯並びのわるい部分でも磨きやすい歯ブラシがほしい
- 奥歯の奥が磨きやすい歯ブラシがほしい
- 前歯の裏を磨くのが苦手
- タフトブラシに以前から興味があった
- タフトブラシを試してみたくなった
- 虫歯にならないためにできることは全部しておきたい
どうでしたか?3つ以上あてはまったなら、「タフトブラシ」を使わないなんてもったいない!下記から商品詳細のご確認をどうぞ。
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