【これって避けるべき?】ワイヤー矯正中に気を付けるべき食品や料理の特徴

Eye-catching image ■食事

歯医者さんから禁止されていなくても、歯列矯正中に避けるべき食べものはたくさんあります。なぜなら、歯科医院で教えてもらった避けるべき食べものは、ほんの一例であることが多いからです。

この記事では”歯列矯正を始めたのなら知っておきたい食事のコツ”や”避けるべき食べものの特徴”などについてご紹介します。この記事を読むと「これよりもあれのほうが安心して食べられそう。」日々のごはんづくりや外食のとき食べ物を選ぶときの判断がしやすくなるはずです。

矯正中でも安心して日々の食事や外食が楽しめるように、”矯正中の食事のコツ”をつかんでいきましょう。

保定期間含め約5年を費やした元ワイヤー矯正者(ハーフリンガル)が解説します。
※上裏側、下表側にワイヤーの歯列矯正
↓↓ハーフリンガルのながれは下記から
≫【前編】初診相談~月1調整開始
≫【後編】月1調整続き~リテーナー装着

矯正中の食事で避けたいものとは?(食品/食事)

「ガム」や「キャラメル」「おもち」などの粘着性がたかいものやかたい食べものは避けてね。歯医者さんから言われるし、よく聞くことだけど、粘着性が高いものってほかに何があったっけ?かたいものってどのあたりのかたさがダメ?

避けるべき食品の例

  • ガム
  • キャラメル
  • おもち
  • おせんべい
  • ラスク
  • フランスパン
  • 骨付き肉
  • するめいか
  • たこ焼き
  • 種つき梅干し
  • 種つきオリーブ
  • りんご
  • とうもろこし
  • ナッツ入りチョコレート
  • アーモンドやナッツ類 などなど。

避けるべき食事の例

  • ハンバーガー
  • バゲットサンド(フランスパンのサンドイッチ)
  • おもち入りの雑煮
  • 分厚いステーキ
  • からあげ
  • 生野菜スティック(にんじん)
  • もつ鍋(モツ) などなど。

避けるべき食品や料理の特徴

  • かたいもの
  • かぶりつくもの
  • かじりつくもの
  • かみちぎるもの
  • ほおばるもの
  • 中にかたい具が入っているもの
  • 種が入っているもの
  • 骨がついているもの
  • かたい生野菜

これらの特徴がある食品や料理は矯正器具がはずれたりこわれたりしやすい食品です。もしも食事を選べるのなら上記のような特徴をもった食品や料理は避けるのが無難です。

矯正を始めたのなら知っておきたい食事のコツ

避けるべき食事や特徴についてご紹介しましたが歯列矯正をしているからといって絶対NGな食べものは基本的にありません。

しかし、矯正前と同じような食べ方は避けるべきです。たとえば”バナナ” ”はんぺん” ”玉子焼き” などのやわらかい食べものでも意外と注意が必要

たとえやわらかくても口を大きくあけて口のなかいっぱいにほおばってしまうと矯正器具がはずれたりこわれたりする危険度が高くなります。矯正中の食事のコツは上品にすこしずつ食べることです。

避けるべき食品食事を食べるコツ

避けるべきだとご紹介した食品と食事の食べ方のコツをそれぞれかんたんに解説していきます。

食品編

ガム/キャラメルだけはコツなし。避けるべきです。

おもちは丸もちじゃなく薄いおもちをすこしずつ。

おせんべいはバリっと食べず一口サイズに割って。

ラスクもガリっと食べず一口サイズに割って。

フランスパンは薄くスライスしてすこしずつ食べる。

骨付き肉はガブっと食べず骨からはずしてから。

するめいかはハサミで小さく切ってから。

たこ焼きは中のタコを取り出し小さく切ってから生地と別々に。

種付き梅干しは中の種をとってから。

種つきオリーブは包丁でくるりと切り込みをいれて実をひねりはずして。

りんごは薄くスライスかすりつぶす。もしくは煮詰めてジャムに。

とうもろこしは丸かじりせず粒をはがして。

ナッツ入りチョコレートは包丁で細かくしてから。

アーモンドやナッツ類も同様に包丁で細かくしてから。

食事編

ハンバーガーはかぶりつかずナイフとフォークで。

バゲットサンド(フランスパンのサンドイッチ)はパンを上下にわけてからすこしずつ。

おもち入りの雑煮はキッチンばさみでおもちを小さく切ってから。

分厚いステーキはナイフとフォークで細かく切る

からあげはカリッとよく揚がった部分を避けてすこしずつ。

生野菜スティック(にんじん)は自炊ならスティックじゃなくピーラーで薄くスライス(ひらひら状)にする。外食なら避けるべき。

もつ鍋(モツ)はやわらかいモツならキッチンばさみでカットしてから。

最後に

今回のテーマは ”知っておくべき矯正中の食事のコツ” についてでした。今回の記事が矯正中の食事をラクにするお役に立てれば幸いです。

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