「今日パスタにしようよ」
「パスタの気分だなー」
「期間限定パスタ食べに行きたい」
女友達とのランチ候補にあがりやすいパスタ屋さん。ですが、矯正中のパスタって正直なところなんだか面倒くさい。と思っていませんか?
でも実は矯正者にも優しいメニューがパスタ屋さんにもあるのです。なぜなら、だいたいのパスタ屋さんには”カルボナーラ”や”スープパスタ”があるからです。
わたしはワイヤー矯正(ハーフリンガル矯正)の経験者で、保定期間を含め約5年を費やしてきました。※上裏側、下表側にワイヤーの歯列矯正
≫【体験談】ワイヤー矯正でかかった期間と流れ(前編)
≫【体験談】ワイヤー矯正でかかった期間と流れ(後編)
この記事では矯正中”ストレスになりやすいメニュー” ”矯正中食べやすいメニューの特徴”についてご紹介します。この記事を読むと、具体的にどんなメニューを選べば矯正中でも気軽に外食パスタが楽しめるのかが分かります。
つまりは、今回ご紹介する”パスタ屋さんで何を食べるか問題”が解決すればパスタを食べたい女友達の希望を叶えてあげることができ、そして自分自身も大好きなパスタをガマンしなくてよくなるということなのです。
パスタ屋さんでストレスになりやすい食材
メニューが多くて何を注文すればいいのかわからず、決められなくてモヤモヤ。歯列矯正中だからこそストレスになりやすいことをそれぞれ解説していきます。
何を食べればいいのかわからないとき、これらは避けるのが無難です。
矯正器具がこわれやすいのは
たこやいかは魚介系のオイルパスタに使われやすい具ですが、意外とかたかったりグニグニしていたりするため矯正器具の破損につながりやすくなります。
アサリやムール貝などの貝類も要注意。調理のときにきちんと砂抜きされていればいいのですが、貝の身に残っていた砂によって器具が破損する原因にもなりやすいのです。
矯正器具にはさまりやすい/つまりやすいのは
生ハムやほうれん草は矯正器具にはさまりやすい食材として矯正中はさけられやすい食材です。案外見落としがちなのがたらこの皮。たらこの中身と皮は別々のほうが食べやすくなります。
着色しやすいのは
イカスミはその見た目から想像がつくかと思います。矯正をしていなくても真っ黒になってしまうイカスミのスミの黒さは矯正器具についてしまうとなかなか取れるものではありません。
ブラケットなどへの着色を普段はとくに気にしていない方でも、真っ黒な口の中を見られるのが恥ずかしいのなら避けておきましょう。
ミートソースやボロネーゼなどのトマトソース系も着色しやすい代表的なものです。
パスタ屋さんで選ぶべきメニューの特徴
パスタ(麺)、ソース、具それぞれご紹介していきます。
パスタ(麺)編
まず考えるべきはパスタ(麺)の種類です。
歯ごたえが残るアルデンテ以外ならなんでもいいかなとパスタの種類を選んでしまうのはもったいない。実はやわらかくても細いパスタは矯正器具にからまりやすいのです。
矯正器具にからまったパスタの先が口からぴょんとはみ出ていたらそれが気になって会話や食事をたのしめないですからね。細い麺はさっぱりとしたソースのパスタや夏においしい冷製パスタに使われていることが多いです。
さて、おすすめのパスタ(麺)の種類は下記です。
1)短いパスタ(ペンネ)
2)ニョッキ(じゃがいもと小麦粉の組み合わせで作られる団子状のパスタ)
3)太い麺(フィットチーネ)
麺が短いショートパスタは口のなかににパクっと入れられるのでとっても食べやすいです。メニュー名だと、ペンネ、ショートパスタなど。太い麺は濃厚なソースのパスタに使われていることが多いです。
※ショートパスタのなかにも気をつけたいものはあります。
- ファルファッレ(リボンの形をしたかわいらしいパスタ)はリボンの中心部がぎゅっと厚みがあるため注意。
- コンキリエッテ(小さめの貝がらの形をしたパスタ)はかためにゆでられていることがあるため注意。
ソース編
1)クリームソース系
2)スープ系
3)オイル系
上記すべてに共通しているのはソースが透明か白っぽいことが多いので矯正器具へ着色しにくいということ。そして、くちの周りに多少ソースがついていても目立ちにくいメリットがあります。
くちの中、くちの外あちこちに気をつかいながらの食事はなかなかに面倒くさいものです。だからこそ、すこしでも気楽に食べられるソース選びは大切です。
パスタの具編
1)温玉(温泉卵)
2)アボカド
3)トロトロなす
温玉(温泉卵)とアボカドはやわらかいので矯正器具がこわれる可能性ほぼなし。とくに、温泉卵はいろいろなパスタとの相性もよく、とってもおいしいですよね。
トロトロなすは皮がはさまりやすいですが、ひかくてき食べやすい具。野菜不足が気になるときぜひ選びたい具のひとつです。
おすすめのパスタ1位はシンプルなカルボナーラ
さきほどまでにご紹介した選ぶべきメニューの特徴をふまえて、ワイヤー矯正(ハーフリンガル)経験をしたわたしがおすすめしたいのはシンプルなカルボナーラです。
パスタ屋さんならかならずと言っていいほどメニューにあるカルボナーラは矯正中の味方です。
生ハムやほうれん草など食べにくい具がトッピングされているものもありますが、
トッピングが温玉だけのカルボナーラが選べればベストです。
食後の歯磨きに時間をかけられないのなら、トッピングのネギやのり、大葉などはなしで注文すると食べやすさが増しますよ。
おすすめの食べ方
それは、フォークとスプーン2本とも使って食べるということです。フォークで麺を数本すくってスプーンの上だけでおさまるようにのせ、すすらずひとくちでパクっと食べる。
そうすると、歯の表面には食べものがはさまりにくいので見た目がキレイです。対面で食事をしている相手への気づかいとしてもぜひお試しください。
おすすめのオーダー方法
矯正中、パスタの麺がかたいとかなり食べにくい。できれば最大限やわらかくゆでてもらいたいのが本音です。
なので、
矯正中なので
かなりやわらかめにゆでてもらえると嬉しいです。
もしかしたらダメかもしれませんが、ダメでもともと。もしかしたらこちらの希望を叶えてもらえるかもしれません。
パスタの具も何かしらのはいりょをしてくれることだってあるかもしれません。安心してパスタ食べるためにも、ぜひやわらかめをオーダーしてはいかがでしょうか。
最後に
食後いつもなら歯磨きするけど友達を待たせてしまうのは申しわけない、、、ほんとうは歯みがきしたいけれど今日くらいはいいか。と思ったことはないですか?
食後にサッとつまようじで歯間の汚れはとったとしても口内はキレイにしたいもの。とくに矯正をはじめたからには虫歯はつくりたくないですよね。
わたしが愛用していたマウスウォッシュは個包装なのでポーチにぽんっといれて気軽にもちはこべ、食後のお手洗いでサッと済ませられてとっても便利でした。
このマウスウォッシュは甘すぎず辛すぎず、わたしにちょうどいいスッキリ感でした!
「せめてこれくらいはしておかなくちゃ。」ってときの時短ケアにおすすめです。
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