歯列矯正中、歯磨きができないときがあるけど最低限のケアはしたい。と思っていませんか?実はそんなとき、歯間ブラシとうがいだけでも効果はあります。なぜなら、歯間ブラシとうがいだけでも目に見える程度の汚れや食べかすなら大体とれるから。
この記事では、わたしが実際におこなっていた”歯間ブラシとうがいの最低限ケアをさらに効果的にする手軽な方法”と”食後のケアに絶対役立つ身近なアイテム”をご紹介します。今回ご紹介する”歯磨きできないときの対処法”をして、最低限のケアができるようになっていきましょう。
保定期間含め約5年を費やした元ワイヤー矯正者(ハーフリンガル)が解説します。
※上裏側、下表側にワイヤーの歯列矯正
↓↓ハーフリンガルのながれは下記から
≫【前編】初診相談~月1調整開始
≫【後編】月1調整続き~リテーナー装着
歯磨きできないときは意外と多いもの
- 仕事中の短い休憩中
- 外食後、数分かけてゆっくり歯磨きする場所がない
- 歯磨き中、人を待たせるのが申しわけない
- 食べあるきの多い旅行中
食べたら歯磨きするべきなのはよくわかっていても、しっかりと歯磨きするハードルは意外と高いものです。
「今できること」で対処する
食後の歯磨きは大前提。とりあえず歯磨きする場所をみつけるまでの一時的なつなぎとして、今できるケアをしておきましょう。
最低限しておきたい「歯間ブラシとうがい」
冒頭でもお伝えしましたが、歯間ブラシとうがいだけでも口内の汚れはだいぶ落とせます。歯と歯の間につまった大きな食べかすは歯間ブラシで。ごまやバジルなどの小さな食べかすはうがいでスッキリと。
2種類のケアによって、目に見えるおおまかな汚れをキレイにすることができるのです。
マウスウォッシュでさらに効果を高める
- 口臭予防に効果のあるもの
- キシリトール配合のもの
- スッキリとした香りのついているもの
これらのような効果のかかれているマウスウォッシュをうがいのときに使うと水うがいよりも口内のスッキリ感がより高まります。
マウスウォッシュが良いのは、水道水をつかわずにすむこと。衛生的に問題がありそうなお手洗いの洗面台にある水道をつかうのは、なんとなくためらってしまいます。マウスウォッシュがあれば安心。
外出時には個包装のマウスウォッシュが便利
マウスウォッシュには、1回使い切りの量が入ったパウチタイプ(小袋)やカップタイプなどがあります。これらはひとつひとつが個包装になっているので衛生的ですし、持ち歩きにとても便利。
うがい用のコップがなくてもうがいできるのも魅力です。手荷物をかるくしたいけど必要最低限のものはきちんと持っておきたいかたに最適なのが個包装のマウスウォッシュなのです。
おすすめはカップタイプ
わたしがワイヤー矯正期間中に使いやすかったのはカップタイプのマウスウォッシュでした。なぜなら、歯間ブラシの前後にマウスウォッシュをしたかったので残りの液体量を確認しやすいのは大事なポイントだったからです。
まずは歯間ブラシ前にくちゅくちゅうがいして小さな食べかすを掃除。つぎに歯間ブラシで歯のすきまにはさまっている大きな食べかすを掃除。そしてマウスウォッシュで仕上げる。「あ、さっき食べたトッピングのネギがでてきた、、、」ってなるのが嫌で、食後ケアはいつも必死にやっていました。
とりきれていなかった食べかすがあとからふと出てきて不快な思いをしずらくなったのはかなりストレス軽減になりました。
口内専用ピンセットが便利
ときどき、どう頑張ってもなかなかとれない食べかすがあります。たとえば、ほうれん草やお肉のせんい、たまねぎやトマトの皮など。これらの食べかすが歯間や矯正器具にビローンと引っかかると、とりのぞくのがとても大変。
わりと大きめのものでも引っかかるので手でもとれそうですが、お手洗いといっても公衆の場。くちに指をいれて食べかすをとっているすがたなんてお行儀がわるいのはもちろん、たとえ知らない人の前でも恥ずかしいですよね。
そんなとき、引っかかった食べかすをとる専用のピンセットがあるとかなり役立ちます。つかいやすいものならどんなピンセットでも大丈夫。
ただ、衛生的につかうために、くちのなか専用としてほかの目的ではつかわないことをおすすめします。使用後は水で洗ったり、除菌ができるウエットティッシュなどでふいて清潔にしておくこともお忘れなく。
最後に
矯正中に役立ったアイテムはまだまだありますが、マウスウォッシュとピンセットあってよかったと特に感じたものたち。
食後ケアをどうすればいいか悩んでいるかたに、つよくおすすめします。
このマウスウォッシュは甘すぎずミントが辛すぎず、わたしにちょうどいいスッキリ感でした!
ひとつあたりのコストが他にくらべてお手頃なので矯正期間も使い続けやすいと思います。
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