矯正器具をつけてからの口内炎になれてきたと思ったら、次はワイヤーのはしが痛くてたまらない。と悩んでいませんか?実はこの痛いはしっこ、歯科医院でカットしてもらったり、ワックスをつけたりすることで痛みをへらすことができます。
この記事では、ワイヤーが刺さって痛いときの対処法2選をご紹介します。この記事を読むと、痛くてたまらない苦痛をやわらげる方法がわかります。
つまり今回ご紹介する対処法がわかれば、ワイヤーがのびてきたときどうやって痛みを軽減するかの選択肢がもてるということです。
保定期間含め約5年を費やした元ワイヤー矯正者(ハーフリンガル)が解説します。
※上裏側、下表側にワイヤーの歯列矯正
↓↓ハーフリンガルのながれは下記から
≫【前編】初診相談~月1調整開始
≫【後編】月1調整続き~リテーナー装着
ワイヤーが刺さる原因とは
歯列がまだ不揃いのときは、ワイヤーもその歯並びにそうようにがたがたと波打っているような状態ですよね。ですが、歯列がととのうにつれてどんどん歯がうごいていくと、ワイヤーはすこしずつまっすぐになる力がはたらきます。
それによってワイヤーのはしっこが徐々に飛びでてくるので、ほほに刺さって痛みを感じてしまうことにつながります。刺さるというか、くいこむというか、穴があいているというか。
※ワイヤーのはし=「ワイヤーエンド」「ワイヤーの先端」「針金」、ネットではいろんな表現がありますが同じものです。
つめ切りやニッパーで応急処置?!
このような状態になったとき、ほかの人はどのように対処しているのだろうとネットで調べてみました。すると、つめ切りやニッパーで切る人もいるようでびっくり。
”飛びでたワイヤーをカットするには歯科医専用の器具が必要” と、歯科医院のホームページに記載されているのをよく見かけます。
自己判断、自己流でカットするのはぜったいにやめておきましょう。わからないことがあったら、通っている歯科医院になんでもきいてみるべきです。
おすすめの対処法2選
ここからは、ハーフリンガル矯正中じっさいにしていた対処法をご紹介します。
歯科医院で対処してもらう
矯正歯科の先生が「ワイヤーがのびて痛かったら切るからおいでね」と言ってくれていたので、切ってもらいに行っていました。
処置(ワイヤーを切る作業)は、ほんの数分。ワイヤーの両はじをパチンパチン切ってもらって終了。ワイヤーの飛びでた部分が痛いと悩んでいる時間にくらべたら一瞬のできごとです。
この日からしばらくは痛みをわすれることができますが、数日後にはまたワイヤーのはしが飛びでてきます。せっかく切っていただくのであれば、飛びでた部分を限界ギリギリまで切ってもらいたい。ほんの1㎜ですら飛びでていないでほしい、心からそう思っていました。
矯正用ワックスで対処する
矯正用ワックスとは、矯正器具がくちのなかやほっぺにあたって痛いときその場所を保護するための保護材。
歯科医院によっては、矯正器具をつけたときもらえます。(治療費に含まれているのかと思います。)ブラケットにつけて口内炎を予防するものなので、今回の痛みにもつかえます。
チューブ(ブラケットのいちばん奥)とワイヤーのはしをおおいかぶせるようにワックスをつけることで、ワイヤーがほほにささるのを防ぐことが可能。ワックスの量はだいたい5㎜くらい。もしたりなければもう少しつけたす。
だ液がついているとワックスが付きにくくなります。その場合はティッシュで拭きとるとつけやすくななるのでお試しくださいね。
最後に
今回は、「ワイヤー矯正者あるある」のワイヤーがほほにささって痛い!の対処法をご紹介しました。お役立ていただければ幸いです。
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