【安易な決め方は危険！】結果的によかった矯正歯科の選び方とは？

”一生に一度”と思ってはじめる歯列矯正。だからこそ医院選びで「絶対に後悔したくない」ですよね。通うとなると数年単位でのお付き合いになるからこそ、「ここでよかった」と安心して通える医院選びはとても大事です。

この記事では、”後悔しかけた矯正歯科医院の選び方”　と5年間通い続けることに決めた”矯正歯科医院選びの決め手3つとその理由”についてお話します。

保定期間含め約5年を費やした元ワイヤー矯正者（ハーフリンガル）が解説します。
※上裏側、下表側にワイヤーの歯列矯正
↓↓ハーフリンガルのながれは下記から
≫【前編】初診相談～月1調整開始
 ≫【後編】月1調整続き～リテーナー装着

この記事で分かること

後悔しかけた矯正歯科医院の選び方

後悔しかけた選び方は2つあります。

費用的に良し！ネットでの口コミ良し！など、さまざまなチェック項目を通過して決めた医院。初診相談をして同意書などを済ませるため、いざ初来院しました。

先生から治療の流れを聞いていると、何やら奥にいるスタッフさんがざわざわとしています。しばらくすると、スタッフさんと先生が奥で話し始めました。

緊急の患者さんでも来たのかと気軽に思っていたのですが、帰ってきた先生が話し始めたのは想定外の内容でした。

先生

お待たせしてすみません、、、矯正されたいのは”上下すべての歯”ですよね、、？クーポンで申し込まれていた内容は”部分矯正”なんです。

歯列矯正をするなら安いほうがいいなと思いクーポンを使って申し込み（仮契約）を済ませていたのですが、それだとわたしの希望である”上下すべての歯”を矯正することができないということでした。

どうしよう、、、と焦りましたが、そのクーポンには”部分矯正”とは記載されていなかったため、先生も”上下すべての歯”を治療していくものだと思われていたようでした。

ちなみに、なぜそのクーポン内容が部分矯正なのか分かったのかというと記載されていた金額が部分矯正の金額だったからのようです。

先生

もしキャンセルされるようでしたら全額返金しますので、理想の歯列矯正をあきらめないでくださいね。

どうしよう、、、いっそのこと部分矯正にしちゃおうかな、、、と妥協しかけていたわたしに、理想の歯列矯正をあきらめないでねと話してくれました。

あ、そうだそうだ。”笑ったときの歯がぜんぶキレイに並んでる歯並びにしたい”んだった。という初心の気持ちに戻って、こちらの矯正歯科をキャンセルすることに。

クーポンでの申し込み時、クレジットカード決済にて矯正にかかる費用全てを支払っていた分については後日、全額返金していただきました。この一件は契約内容の勘違いというより、きちんと記載されていなかったことによっての出来事でした。

あれから数年が経った今思うことは、あのとき面倒くさがって妥協せず、ほんとうによかったということです。

さきほどの歯科矯正を決めた理由の1つとして”行ける距離だからここにしよう”というのがありました。家からその矯正歯科へ行くには徒歩と電車を合わせて約1時間ほどの距離なので”行ける距離”です。

近くには大きな駅があって交通の便が良く、おしゃれな雑貨屋さんや大きな本屋さん、パン屋さんもたくさんあり、わたしにとって大好きな立地。通院後には毎回お買い物できるし一石二鳥さにも魅力を感じていました。

しかし、ワイヤー矯正をしていると、矯正器具が外れてしまったときや何か不都合がおきて今すぐにでも先生に診てもらいたい時があるものです。処置自体は数分で終わるけど、また行くのは面倒くさいし交通費もかかってしまう。

もしも往復2時間の矯正医院で、帰宅後ゆっくりおやつを食べていたら矯正器具が外れてしまったとしたら。そうなるとまた時間をかけて通院することになってしまいます。

矯正歯科を選ぶとき”行ける距離”で行きたい立地だからという理由を含めて決めてしまっていたらきっと後々後悔していたのかもしれません。

矯正歯科の「おすすめな選び方」をまとめてみました。

矯正期間は定期的な通院が必要です。ワイヤー矯正をしていたわたしの場合、月に1回か2回通っていました。

しかし、ふいにワイヤーが外れてしまったり、ワイヤーの長さを切ってもらったり、通院日以外にも急きょ予約をとって先生に診てもらうべき時が何度かありました。

けれど、通っていたのは交通機関を使っても家から15分以内の立地。近くの恩恵をすごく感じることができたのです。

担当の先生とのコミュニケーションがとりやすいかどうかも大事だと感じました。

矯正についての経験や知識が少ないからこそ分からないことだらけ。疑問や不安があるのはあたりまえ。それらを気軽に聞けてきちんと説明してもらえるかどうかで、心配事を軽減できます。

長い矯正期間だからこそ快適な人間関係でいたいものですよね。

清潔感のある先生、清潔感のあるスタッフさん、清潔感のある院内。すこし潔癖症なわたしにとって”医院内の清潔感”は重要度高めでした。

”費用的にどこどこがいい”とか”日本矯正歯科学会の認定医以上の持つ歯医者さんが在籍している医院がいい”とか、矯正歯科を選ぶ基準は人ぞれぞれ。

”矯正はしたいけれどどこの歯科医院にしようかなかなか決められなくて困っている”そんな方に矯正歯科を選ぶときの基準にぜひ取り入れていただけたら幸いです。